よこはま中古住宅利活用事業(よこはま中古住宅利活用総合相談窓口)の概要
1. 目的
(1)中古住宅の有効活用
中古住宅を所有している高齢者世帯の方から中古住宅の利活用についての相談に専門家が連携調整して、総合的にワンストップで対応することにより、中古住宅の有効活用を促進する。
(2)空き家発生の未然防止
高齢者世帯においても地域においても重要な資産である中古住宅を有効活用するための総合相談窓口を設置し、一元的に対応することで、リノベーション・リフォーム・流通等の円滑化が図られ、空き家の発生を未然に防止する。
(3)空き部屋の有効活用
高齢者世帯の空き部屋を転貸借により有効活用することで、多様な社会弱者に対応した 住生活の安定を確保し、社会貢献につなげる。
空き部屋を賃貸管理委託することにより、地域の活動団体の支援・交流サービスの活動拠点として、有効活用し、地域貢献につなげる。
2. 内容
中古住宅利活用総合相談窓口
- 当法人会員の建築士や宅地建物取引士等の専門家、これまでに当法人が業務依頼した税理士、弁護士等の専門家の皆様が、経験実績と信頼信用のある専門家として適切な相談対応を行う。
- 本事業に賛同する専門家に随時、相談員に参加を促す。
- 相談員連絡協議会を設立し、連携調整のための定例会議を開催する。
- 相談員としての研鑚のための研修会を開催する。
- 相談結果により、登録専門事業者と連携協力し、改修設計・工事、賃貸借、管理委託に対応する。
空き部屋有効活用
- 高齢者世帯が居住している中古住宅の空き部屋を転貸借や賃貸管理委託のスキームで有効活用し、賃貸住宅の入居が困難な就学生、就職者、障害者、高齢者等の安定した住居を提供する。
- 地域の活動団体に貸すことにより、高齢者、障害者、子育て世代の支援、交流活動の場を提供する。
- 住宅所有者が居住している時期に空き部屋を賃貸借することにより、長期的な活用、空き家発生の未然防止対策効果につなげる。